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マルイチ産商/中期経営計画

2005年08月28日/未分類

(株)マルイチ産商は、2005年度を初年度とし、2007年度を目標年度とする中期経営計画を策定した。同社グループは、中長期目標として売上高2000億円、経常利益率2%を掲げ、これまで掲げた前中期経営計画「V字改革21」を1年前倒しで終了し、2007年度を目標年度とする新中期経営計画「スパイラルアップ2007(SPO7)」を策定した。従来の「自己完結型地域卸」を脱皮し、より成長を加速させる「機能別アライアンスによるSCM構築」を目指すこととし、「スパイラルアップ2007(SPO7)」においてその基盤整備と仕込みを推進する。既に前中期経営計画で、改善・強化された財務体質をべ一スに、当中期経営計画においては、顧客基点に立って当社グループ事業内容を洗い直し、カイゼンを通じ、徹底的な機能強化を行い、水産業界の再編に備えた体制整備を進め、水産生鮮を基軸とした流通トップ事業者の一社となるべく、今後のM&Aあるいはアライアンスに備える。基本戦略顧客と同社グループ双方のスパイラルアップを目指し、顧客のあらゆるニーズにタイムリーに応えるソリューション型営業を強化するために、顧客を基点としたサプライチェーンを構成する産地、メーカー、中間流通事業者等「流通事業の先進的改革を志す各プレイヤー」との機能別アライアンス(例えば、リテールサポート、IT・物流、加工サービス機能など)を柔軟且つ大胆に組成していく。スピーディーに対応するため、トップマネジメントによる既存組織にとらわれない全杜横断による体制強化を図り、以下の重点施策を推進する。重点施策①独自のリテールサポート機能の形成・強化同社グノレープの強みであるフルライン流通(水産物・日配品・冷凍食品・グロッサリー・畜産物)を活かし、クロスマーチャンダイジングによるメニュー提案やオリジナル商品の開発、加工サービスを通じ、売場販促・収益改善・店舗差別化等、高付加価値化のための店頭支援を積極的に行い、水産生鮮を中心にした店頭の儲かる仕組み作りを行う。これにより、新規顧客の開拓と既存顧客のシェアアップ(深掘り)を目指す。②水産生鮮を基軸としたSCM構築前期新たに設置した水産物の産地開発チームを通じて、店頭を基点とした産地政策、物流政策、加工政策等を見直し、「旬と鮮度」、「おいしさと食べやすさ」をキーワードに全国を網羅する産地ネットワークを構築する。③カイゼンを通じた機能別強化カイゼンの基本動作である2S(整理整頓)を再度徹底的に行うと共に、当中期経営計画期間に改善費用として4億円程度を充当し、各機能別にジャストインタイムを目指したカイゼンを推進し、格段のレベルアップを図り、機能別アライアンスに備える。上記①~③の各施策を支えるため、キャリア・デベロップメント・プログラムや他社との人材交流を通じた中期的視点での人材開発と顧客・アライアンス先との情報をリアルタイムに共有できるIT化基盤作り、外部インターフェースへの整備に向けた情報システムの再構築に取り組む。エリア戦略①長野県内及び新潟、岐阜、山梨エリア顧客基点のソリューション型営業によるフルライン戦略を展開し、よりマーケットセグメンテーションを明確にし、シェアアップと周辺地域への営業拡大を図る。②首都圏及び中京圏エリア同社グループの成長エリアと位置付け、水産生鮮を基軸に、調達力、商品力の強化とソリューション型営業による営業拡大を図る。

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