LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

住友商事、日興アントファクトリー/自動車流通業界特化型の業界再編ファンド設立

2005年09月07日/未分類

住友商事(株)と日興アントファクトリー(株)は、共同で自動車流通業界特化型の投資ファンド「オート・ビジネス再編2号投資事業有限責任組合」(以下:オート再編2号)を設立した。

両社は、日興アントファクトリーが2002年に設立したオート・ビジネス再編1号投資事業組合(以下:オート再編1号)を通じてパートナーシップを構築しており、第1号案件として中古車オークション会社の(株)シーエーエー(愛知県豊田市)への投資を行った。

投資後2年目にしてシーエーエーの経常利益が前年度比1.5倍増となるなどの実績を確立し、さらに業界内のノウハウやネットワークの蓄積を踏まえて、今般のオート再編2号の設立にいたった。

国内自動車流通業界における「BtoC型(自動車小売事業など)」は、「CtoB型(買取り・下取り事業など)」および「BtoB型(中古車オークション事業など)より市場規模は大きいものの成熟段階にあり、経営の効率化と業者間の連携を通じた活性化が期待されている。

住友商事と日興アントファクトリーは、同業界でのBtoBにおける投資実績を基に、BtoCにおいても、商社の「実業が伴う事業基盤とネットワーク」および投資会社の「ハンズオンによる経営効率化」を融合させながら、投資先の成長支援と業界全体の活性化・合理化の実現に注力する。

オート・ビジネス再編2号投資事業有限責任組合について
設立日:2005年6月1日
募集締切日:2005年8月29日
無限責任組合員:住商オートインベストメント(株)(住友商事100%子会社)、日興アントファクトリー(株)
ファンド規模:59億円
投資対象:自動車流通業界における未上場および既上場企業の有価証券
投資方針:自動車流通業界における複数の企業に対してハンズオン(経営支援)型の投資を行いながら、業界横断的な企業連合体を形成し、業界全体の活性化・合理化を目指す。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース