LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

CRCソリューションズ/在庫レイアウト決定支援ソフトウェア販売開始

2005年09月07日/未分類

(株)CRCソリューションズ(以下:CRC)は、米国特許を取得した技術をベースに、汎用の在庫レイアウト決定支援ソフトウェア「LVision」(エルビジョン)を開発し、製造業・物流業向けに販売を開始した。

LVisionは、CRCが2004年7月に米国の特許を取得した「部品配置支援システム」のアルゴリズムを基に、汎用システムとして開発したソフトウェアパッケージ。

従来、工場や倉庫の部品や在庫の保管場所の決定は、パレットの寸法・在庫量・搬入出頻度や搬送距離をもとに、通路やレイアウト管理の条件を加味して、運搬通路で区切られたいくつかの大きなスペース(以下:ストレージ)に品番単位で間口を割り当てることが一般的です。しかし部品やストレージの種類が増えると、レイアウトの組み合わせは膨大になり、レイアウト計画業務の熟練者でもレイアウト案の作成には長時間を要し、その結果、複数のレイアウトの作成や比較をするどころか、ちょっとした変更ですら困難だった。

LVisionは、このような複雑な在庫置場のレイアウトを、在庫品データ、配置するストレージのデータを入力するだけで、自動的に適切なレイアウトを作成する。

大規模な組立工場の在庫置場レイアウトであっても数分程度の時間で作成することが可能で、LVisionにより、レイアウトに関する問題の検討期間を短縮でき、また最適なレイアウトをシミュレーションで求めることで、スペースの有効活用や構内物流作業の効率改善を図ることができる。

LVisionの自動レイアウト作成機能は、面積効率と物流効率のバランスを調整することができ、作成されたレイアウトはそれぞれの指標による定量的な評価比較が行える。

また、それらの指標を視覚的に表現する機能は、マニュアルによるレイアウト修正を行う際に役に立ち、自動化+マニュアルによる修正を利用することで短期間に最適なレイアウトが作成できる。

LVisionの応用範囲は、大型部品工場/組立工場を持つ製造業や物流関連企業における、「商品・部品の在庫レイアウト管理」「月々の在庫量変動に伴う在庫レイアウトの微調整」「現在のレイアウトの物流コストや面積過不足の定量評価」「新倉庫、新工場建設時のストレージスペース見積り」「新製品リリースに向けた部品在庫・製品在庫レイアウト再編成」「最適な在庫レイアウトを決定するためのシミュレーション」など。

売上目標は、初年度1億円(ライセンス販売、カスタマイズ、開発等含む)。

問い合わせ
株式会社CRCソリューションズ
科学システム事業部
製造ソリューション部システムデザインチーム
TEL03-5634-5895
chiphelp@crc.co.jp
http://www.engineering-eye.com/LVision/

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース