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タムラ製作所/生販一体の製品別連結原価管理システム導入

2005年09月25日/未分類

(株)タムラ製作所は、生産、販売を一体とし、各製品別原価を踏まえた連結ベ-スの基幹業務システムを2004年1月より日本で稼働開始し、2005年7月までに中国やマレ-シア・シンガポ-ルなど海外主要生産・販売拠点を含む計11拠点において稼働させた。

タムラ製作所は、各国が独立したシステムを採用していたが、本システムの導入により、製品毎の原価や利益、前日までの受注や売上実績等が連結ベ-スで一元的に把握可能となり、スピ-ディな連結経営管理を実現する。

また、部品の標準化や手配方式の改善により、調達コスト年5%(年間約20億円)の削減が期待される。

本システム(以下:MAPS)の導入の背景には、顧客ニ-ズの多様化や経営のグローバル化による価格競争激化など、経営環境の変化への迅速な対応が必要となったことが挙げられる。

これらに対応すべく従来とは異なる「非連続な発想」で、バランス・スコアカード経営手法を導入し業務プロセス革新を図ると共に、グローバルな連結経営をスピーディに行うためのツ-ルとして、MAPSをトップダウン遂行により世界的に導入した。

MAPSの構築は、タムラ製作所と富士通(株)と(株)富士通システムソリューションズが富士通製のERPパッケ-ジ「glovia.com(グロービアドットコム)」をベ-スに、共同で開発した。

システム導入の狙い及び期待効果について、部品の標準化や手配方式の改善により、調達コスト年5%(年間約20億円)削減が期待される。

部品の手配方式改善により在庫が削減され、結果、収益・キャッシュフロ-の増大が期待され、グロ-バルデ-タ連携による生産に関わるリ-ドタイムの短縮など、業務の効率化が期待される。

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