富士通は11月17日、基幹業務システムと、製造現場に導入されている製造管理システムの製造スケジュールを管理する生産スケジューリングシステム「GLOVIA／SCP FA V8」を発売を開始した。
メインターゲットは製造業。基幹システムで作成した生産予定と製造管理システムで作成した製造計画を結び付け、製造現場での製造ラインの効率的な運用や部品などの在庫の最適化を実現する。
多くのパッケージ製品を柔軟に結び付けることを目的に作成されたPSLXプラットフォームに準拠したデータ通信機能を世界で初めて搭載する。
効率的な生産活動が実現できるほか、基幹業務システムと製造管理システムを結ぶシステムの構築費用・期間を50％削減することが可能となる。新製品の開発は、富士通アドバンストエンジニアリング。
製造業では「つくり過ぎのムダ」、「手持ちのムダ」、「在庫のムダ」などの工場内のムダを削減するために「生産スケジューリングシステム」の導入が進んでいる。「生産スケジューリングシステム」は、「ERPシステム」の日単位の生産予定から製造現場で必要な時間・分・秒単位の生産予定を、生産設備や段取りなど製造現場のさまざまな制限・制約を考慮し立案する。「生産スケジューリングシステム」を導入する場合は、「ERPシステム」や「MESシステム」などとのシステム間データ連携の構築が必要不可欠となる。
詳細は下記URLを参照。
http://jp.fujitsu.com/group/fae/services/product/glovia/
問い合わせ
TEL0120-933-200
