（株）ユニカフェの総合生産拠点、神奈川総合工場（神奈川県愛甲郡愛川町）の増築工事が完成、さらに総合研究開発部門としてR&Dセンターが10月14日に開設した。
増築工事は、2001年4月に約70億円をかけ完成した神奈川総合工場のさらなる充実・進化を目指して、約20億円を投資して実施したもの。
すでに世界的な生産能力を誇るコーヒーの焙煎設備に加えて、業務用・家庭用製品の生産量の増加に伴う包装加工工程の増設と、外部に委託していた倉庫機能を新設した。さらに研究・開発部門の充実を図るため本社にあった「開発研究室」を移転、「R&Dセンター」として新設した。今後は総合生産拠点として、一層の効率化を推進する。
今回の増築により、敷地面積は18,633.30㎡（既設工場10,168.72㎡＋増築分8,464.58㎡）、建物面積6,957.74㎡（既設工場4,376.92㎡＋増築分2,508.82㎡）、延床面積22,155.60㎡（既存12,965.48㎡＋増築分9,910.12㎡）となり、従来の約2倍の規模となった。特に新設のR&Dセンターについては627．71㎡の面積の十分なスペースを充てているのが特徴。さらに将来の増産に備え、充分なスペースも確保している。
増築部分は鉄筋4階建て（既存は6階建）で、1階が出荷とストックヤード、2階がR&Dセンターと製品倉庫、3階が加工室、4階（既存棟5階と連結）がサイロ・粉砕機室となっている。
