NTN（株）は、日本電産（株）と合弁で、タイに新たにハードディスクドライブ（HDD）用流体動圧軸受ユニットの生産会社を設立する。
両社は現在、中国でNTN日本電産（浙江）有限公司（以下：NNSC）を合弁で運営し、3.5インチHDD用流体動圧軸受ユニットを生産・販売しているが、さらに共同事業を拡大するため、需要地に近いタイに流体動圧軸受ユニットの生産拠点を新たに設置するもの。
2006年6月に生産を開始し、2009年以降には月産900～1,000万個まで順次生産を拡大することで、NNSCとあわせた生産能力は月産1,500～1,600万個となる予定。
合弁会社の概要
新会社名：NTN日本電産（タイ）株式会社（仮称）
事業内容：HDD用流体動圧軸受ユニットの生産、販売
資本金：約15億円（予定）
出資比率：NTN60％、日本電産40％
所在地：タイ国ラヨン県イースタンシーボード工業団地
設立：2005年11月（予定）
操業開始2006年6月（予定）
敷地面積約21,350㎡（予定）
総床面積約11,280㎡（予定）
投資額約30億円（予定）
生産計画：2006年は月産300万個、2008年までに月産600万個まで拡大予定
従業員数：月産600万個生産時には約1,300名を予定
