あいおい損害保険（株）は11月1日、製造業・卸売業・小売業の商品・在庫品（製品・半製品・仕掛品・原材料）を補償する「物流総合保険」を発売した。
この商品は、売上高50億円未満の企業を対象に、1証券で輸送中・保管中・加工中・店舗販売中のさまざまなリスクを一貫かつ包括的にカバーするもので、ワイドな補償と極めて簡易な保険管理を実現した。
『物流総合保険』の特長
1．煩わしい保険契約の手配・管理を解消
（1）国内の輸送中・保管中・加工中・店舗販売中といった物流リスクのすべてを1証券で包括的にカバーするため、個別に火災保険・動産総合保険・盗難保険など複数の保険手配をする必要がなく、保険の付け漏れ防止が図れる。
（2）前年度売上高に基づく確定保険料のため、煩わしい在庫額・輸送額等の通知や保険料の精算が不要。
一定のてん補限度額（補償額）までは保管場所・加工場・店舗を特定する必要がないため、期の中途での変更・追加手続きは一切不要。
2．高額なてん補限度額（補償額）を実現
輸送中・保管中･加工中･店舗販売中についてそれぞれ5,000万円まで補償。
3．ニーズに応じたてん補限度額（補償額）の設定を可能
1ヵ所あたりの在庫額が5,000万円を超える保管場所・加工場・店舗がある場合には、「特定保管場所」として前年度売上高の10％の範囲内で5,000万円超のてん補限度額（補償額）を設定することを可能とした。
4．自動車保険契約者割引5％を新設
当社自動車保険にご加入のお客様には、5％の保険料割引を行う。
保険料例
卸売業の場合
前年度売上高：10億円
てん補限度額（補償額）：輸送中5，000万円
不特定保管場所5，000万円
特定保管場所1億円
「自動車契約者割引」適用
保険料：約38万円
