トラステッドソリューションズ（株）は、日本通運（株）が販売する企業が保有する個人情報や機密情報などの「デジタルデータ」を保管する新サービス「日通セキュアードサービス（通称：NSサービス）」で業務提携した。
日本通運が提供するNSサービスでは、「新高速秘密分散法」という技術で国際特許を出願しているトラステッドソリューションズと業務提携することにより、トラステッドソリューションズの提供するTRUSTASRサービスを包含した形で、情報管理を基軸とした付加価値の高い輸送・保管サービスを実現する。
TRSUTASRサービスでは、「デジタルデータ」を二つのパーツに暗号化・断片化し、それぞれ単体では内容の識別を不可能にする。一方のデータパーツはインターネット経由でデータセンターとバックアップセンターに送信、もう一方のデータパーツは磁気テープに記録後、日通の個人情報貨物専用輸送システム「プライバシーガード」などで輸送し、複製を製作のうえ、所在地の異なる2カ所のセキュリティ施設で安全に保管する。
2つのデータパーツをそれぞれ2カ所ずつでガードすることにより、災害対策を万全にしている。また、データ保管の自動化・アウトソーシングにより、関係業務に携わるシステムエンジニアの人件費などのコスト削減も可能にする。
