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名港海運/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月17日/未分類

名港海運(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

取扱貨物量は、輸出貨物は、自動車および自動車部品を始め、中国向け鋼材、米国向け工作機械が増加となった。輸入貨物も食糧、油脂原料などが減少したが、穀類、食品類、製材が大幅に増加となり好調に推移した。

また、部門別の取扱は、主力の港湾運送部門を始め、上屋倉庫保管・陸上運送・航空貨物運送など各部門で増加した。

以上により、当中間連結会計期間の連結売上高は、287億35百万円と前年同期と比べ21億43百万円(8.1%)の増収となった。

経常利益は、26億54百万円と前年同期と比べ7億57百万円(39.9%)の増益。中間純利益は、11億63百万円と前年同期と比べ2億32百万円(24.9%)の増益。

セグメント別の概況
港湾運送及びその関連事業
港湾運送部門
取扱貨物は、船内作業は在来船、自動車専用船は減少となったが、コンテナ船は昨年並みで推移した。沿岸作業は、コンテナヤード作業など、コンテナ関連作業が増加した。収入は160億94百万円。

陸上運送部門
取扱貨物は、国内景気の回復により、一般消費財や鋼材輸送に加え、好調を続ける輸出入コンテナ貨物の輸送が増加した。収入は、47億61百万円。

航空貨物運送部門
取扱貨物は、中部国際空港開港に伴い営業の拠点を移し、新規に庫内作業に取組み、電気・電子機器、自動車部品の取扱が増加すると共に、中部国際空港積輸出貨物が増加した。収入は、24億68百万円。

その他の部門
収入合計は、内航海上運送料、梱包料、検数料など、合わせて21億43百万円。

この結果、売上高は254億67百万円と前年同期と比べ19億30百万円(8.2%)の増収、営業利益は21億98百万円と前年同期と比べ6億58百万円(42.7%)の増益となった。

倉庫・賃貸事業
当部門の保管貨物は、輸出貨物のうち自動車部品、鋼材、工作機械などが増加となったが、設備機器、家電製品などは減少した。

また、輸入貨物では、製材、家電製品、雑貨、穀類などが増加したが、食料や副原料のヘイキューブなどは減少した。

賃貸事業は、中部国際空港内の総合物流センターが本格稼動したことにより、増加した。この結果、売上高は32億68百万円と前年同期と比べ2億12百万円(7.0%)の増収、営業利益は2億00百万円と前年同期と比べ86百万円(76.0%)の増益。

通期の見通し
常に顧客ニーズに適応した最新物流システムの構築を推進するとともに、取扱貨物量の増加に努め、物流の合理化や諸経費の節減により、営業収益を確保拡大し、業績の向上に全力を尽くす。
平成18年3月期(平成17年度)の業績予想は、次のとおり。
連結業績予想売上高569億00百万円(前期比3.7%増)
経常利益52億50百万円(前期比8.6%増)
当期純利益24億00百万円(前期比1.4%増)

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