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名港海運/9月中間期、航空貨物が大幅減収で減収減益

2007年11月14日/決算

名港海運(株)は11月13日、19年9月中間期の連結決算を発表し、売上高は、317億90百万円と前年同期と比べ14億96百万円(4.5%減)の減収で、営業利益は、大幅な設備投資にともなう償却費の負担増に加え、税制改正にともなう償却済資産の償却費負担増などにより、24億76百万円(15.6%減)となった。

経常利益は、営業外収益が増加により、34億98百万円(8.6%増)で、純利益は、有価証券売却益などの特別利益の増加により、20億40百万円(21.1%増)となった。

減収の主な要因は、前期は船便から緊急輸送のため航空便へとシフトした特需の集中が、売上に寄与していたが、当期は、航空便も平準化され、平年並みの取扱量となったことによる。

また、事業・部門別の取扱は、陸上運送部門、その他の部門、倉庫・賃貸事業で増加となり、特に倉庫・賃貸事業は、新倉庫の稼働が大きく貢献した。

一方、主力の港湾運送部門、航空貨物運送部門は減少となった。

とくに航空貨物運送部門は、前中間連結会計期間の特需の集中が終結したことから、輸出貨物で、取扱および倉庫内作業量が減少とな、輸入貨物も、取扱および通関件数が減少したことから、部門全体で大幅な減少で売上高では、22億65百万円と前年同期と比べ17億87百万円(44.1%)もの減収となった。

通期の見通しは、売上高630億円、営業利益47億円、経常利益66億50百万円、当期純利益40億円を見込んでいる。

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