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伊藤忠食品/物流機能・IT機能充実

2005年11月17日/未分類

伊藤忠食品(株)は、平成17年9月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

業態別では地域量販店および業務用卸・外食産業との取引拡大を、商品分類別では酒類の利益率改善と食品の売上拡大を図り、さらに新規取引先の開拓にも注力した。

また、得意先からの一括物流受託を中心に中間流通機能を最大限に活用することで、小売業や外食産業との協業を積極的に推進した。

この結果、当期の売上高は5,578億43百万円となり、前期比較216億70百万円(4.0%)増加した。これは、販売単価の下落による減少要因があったものの、主力取引先であるコンビニエンスストア、広域・地域量販店への売上が大幅に増加したこと、また業務用卸・外食産業との取引が引き続き好調に推移したことが主な要因。

経常利益は、売上拡大による粗利益増加があったものの、量販店対応の一括物流センター新設等による一時費用の発生、また貸倒懸念債権の新規発生により引当金を追加計上したことなどにより61億21百万円となり、前期比較30百万円(0.5%)減少した。

また、特別損益では、固定資産売却益等により99百万円を特別利益に、投資有価証券評価損、固定資産の減損損失等により21億41百万円を特別損失にそれぞれ計上し、法人税等差引き後の当期純利益は23億69百万円となり、前期比較10億2百万円(29.7%)減少した。

次期の見通し
卸機能の質的向上と収益の安定確保・拡大ができる経営体質の確立をめざし努力し、第88期(平成18年9月期)は創業120周年、社名が伊藤忠食品(株)になって10年、株式上場から5年という節目の年であり、これからもグッドカンパニーであり続ける重要な年と位置付けている。

次期の見通しは、売上高は3.3%増加の5,763億円を予定しており、利益面では経常利益65億円、当期純利益36億90百万円を見込んでいる。

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