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いすゞ自動車/「みまもりくんオンラインサービス」国内全メーカーの商用車へ適用拡大

2005年12月11日/未分類

いすゞ自動車(株)は、「みまもりくんオンラインサービス」の適用範囲を国内全メーカーの商用車に拡大し、提供する。

適用にあたっては、いすゞが新たに開発した「みまもりコンバーター」の接続が必要で、国土交通省が定める「ディジタル式運行記録計」の型式指定を取得している。

商用車用テレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」は、パケット通信網とインターネットを活用し、車両からの運行データを「みまもりセンター」に収集、解析し、リアルタイムに車両の運行情報(燃費、CO・NOx・PMの排出量、位置情報、ドライバー運転操作情報など)を提供するシステム。

2004年2月にいすゞの大型トラック「ギガ」を対象にサービスを開始し、ことし2月には中型トラック「フォワード」、小型トラック「エルフ」まで適用範囲を拡大、運行状況をリアルタイムかつ詳細に確認できるシステムとして好評を得ている。

今回、新たに開発した「みまもりコンバーター」は、車両からのデータを「みまもりくんコントローラー」が認識できるよう演算、変換する装置で、これを接続することにより、国内全メーカーの商用車で「みまもりくんオンラインサービス」の導入が可能となり、保有全車両の一元的な運行管理ができる。

「みまもりくんコントローラー」は、国土交通省が定める「ディジタル式運行記録計(通称「デジタコ」)」の型式指定を取得している。同時に、「みまもりくんオンラインサービス」のサービスメニューに、「運転日報」、「車両緊急追跡サービス」、「温度お知らせサービス」をいずれもオプションで追加設定し、提供サービスの充実を図った。

いすゞ自動車では、今後も、トラックを使用されるお客様の信頼されるパートナーとして、「みまもりくんオンラインサービス」の市場への定着を率先して推進すると共に、更なる機能の拡充を図っていきます。

みまもりコンバーターの主な特長
(1)『みまもりコンバーター』は、車両からのデータを「みまもりくんコントローラー」が認識出来るよう演算、変換する装置です。これを接続することで、国内全メーカーの商用車で「みまもりくんオンラインサービス」の導入が可能。

(2)国土交通省が定める「ディジタル式運行記録計(通称「デジタコ」)」の型式認定を取得。

(3)データの記録方法に、国土交通省型式指定品としては初めてFRAM(エフラム)方式を採用。これによりメモリーカードの電池が不要となった他、仕様や機能の無駄を徹底的に省くことでコスト抑制を実現。

サービスメニューの追加
(1)「運転日報」(オプション)
パソコンによる簡単な操作で日報を自動作成。日報には、タコチャート、急加減速、長時間運転、アイドリングなどを表示。安全および省燃費の基本的な運転状況が確認できる。
いすゞIT対応車であれば、燃費、運転集中度低下状況などの高度な情報の記載が可能。国土交通省が定める運行管理規程に準拠した。

(2)「車両緊急追跡サービス」(オプション)
車両盗難など緊急事態の際、継続的に車両から現在位置をお知らせするサービス。事務所のパソコンから緊急追跡の指令を発信すると車両が継続的に位置を発信し始める。パソコン上で位置を常時確認できるため、緊急時の対処が容易になる。

(3)「温度お知らせサービス」(オプション)
荷室の温度が、パソコン上で設定された温度範囲を外れた場合、管理者などの登録されたアドレスに異常を知らせるメールを発信し、時間ごとの荷室の温度記録をパソコンでグラフ化して表示することもできる。

目標契約台数は、5,000台/年

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