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日清紡/富山工場の操業停止と国内繊維設備再編

2005年12月18日/未分類

日清紡績(株)は、富山工場の操業停止とその他国内繊維工場の設備再編を行う。

繊維部門は、ここ数年にわたりインドネシア・中国等において海外の生産能力増強を進めていたが、ますます加速する繊維ビジネスのグローバル化に対応するため、汎用品は低コストの海外生産品に置き換え、国内生産は高付加価値・差別化品に一段と特化する再編を行う。

こうした適地生産を進めることにより、国内生産は減少するが、海外の子会社と合弁会社からの調達を強化して、売上を維持するとともに利益拡大を図っていく。

縮小設備数
①富山工場(全面停止)紡績錘数55,600錘織機台数77台
②島田工場(一部縮小)紡績錘数17,100錘織機台数145台(全台)
③藤枝工場(一部縮小)紡績錘数41,700錘織機台数98台
計紡績錘数114,400錘織機台数320台
④徳島工場(一部縮小)スパンデックス製造ライン60トン/月

縮小により、針崎工場を含めた国内紡績錘数は131,700錘(現在246,100錘)、織機台数は342台(現在662台)、スパンデックス生産能力は170トン/月(現在230トン/月)となる。

停止・縮小時期
①富山、島田、藤枝工場平成18年11月
②徳島工場平成18年3月
操業停止する富山工場の人員128人(平成17年12月1日現在)

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