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壱番屋/全国1,020店舗の新POSシステム構築

2005年12月21日/未分類

(株)壱番屋は、NECインフロンティア(株)のPOSターミナル「TWINPOS3500」を採用した新POSシステムを構築し、全国に展開している「カレーハウスCoCo壱番屋」1,020店舗向けに順次導入を開始した。

新POSシステムは、壱番屋の店舗運営におけるさまざまなニーズやノウハウを生かすとともに、実際に各店舗から上がってくる要望を踏まえ、CoCo壱番屋の旧POSシステムを構築した実績を持つNECインフロンティアが開発したもの。

新システム導入により、特にハードウェアの性能面において、POSターミナルの処理速度アップによるレスポンス速度の向上や、業界最高速クラスの印字速度のレシートプリンタの採用など、基本性能の向上を図り、従来比約2倍以上の処理速度を実現している。

新たに全店舗に無線LANインフラを導入し、お客様の注文を入力するハンディーターミナルと処理を行うPOSターミナル、キッチンに注文内容を出力するキッチンプリンタそれぞれを無線LANで結ぶことにより、データ通信の高速化を図っていく。

これらにより、店舗での注文の入力時間と会計処理時間を短縮でき、お客様サービスにより多くの時間をかけることができるようになったほか、お客様によりスピーディに対応できるようになり、さらなるCS向上につながる。

ハンディーターミナルは、タッチパネル式大型液晶の採用により、より多くのメニューを表示できるようになり、現在壱番屋が進めている新業態店舗の多様なメニューにも対応できるほか、メニュー変更も必要に応じて随時可能となり、メニュー運用の柔軟性を高める。

加えて、ことし4月1日より開始したネット宅配デリバリーサービスでは、新たに宅配用ラベルプリンタとPOSを結ぶことで、ハンディーターミナルから宅配注文内容を入力すると、自動的にラベルが印刷されるようになり、特に繁忙時の作業効率化を図っている。

壱番屋では今後、新システムで導入した全店舗無線LANインフラを活用した各店舗への情報配信や、液晶ハンディーターミナルなどを生かした発注や納品のシステム構築など、さまざまな取り組みを検討していく。

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