日本郵船（株）は、6件の研究・プロジェクトに「日本郵船・ヘイエルダール記念事業」として総額約5千万円助成を決定した。
この記念事業は、同社が昨年5月に受賞した「トール・ヘイエルダール国際海洋環境賞」の趣旨に賛同、同賞の副賞10万ドルに当社が4,000万円を加え、総額約5,000万円を、海洋環境保護に関わる調査・研究、人材育成を目的とした様々な活動支援にあてようというもの。
助成対象となったプロジェクト
バラスト水中の生物密度評価システムの開発
東京海洋大学海洋科学部石丸隆教授
寄附講義「海事産業社会事情」
神戸大学海事科学部井上欣三教授
海運業における国際人的資源管理の研究
日本大学経済学部米澤聡士助教授
船舶運航時の燃料消費の削減に関する研究
東海大学海洋学部津金正典教授
波浪推進を用いた実海域走行試験
東海大学海洋学部寺尾裕教授
NYKネイチャーフェローシップ・プロジェクト
アースウォッチジャパン
