新エネルギー・産業技術総合開発機構（以下：NEDO技術開発機構）は、エネルギー使用合理化技術戦略的開発に係る研究開発テーマについて広く公募する予定を公表した。
民生部門（家庭・業務）、運輸部門、産業部門を対象とし、幅広い分野での大幅なエネルギー需要削減を図るため、基礎・基盤的なフェーズから実用化・実証フェーズに至るまでの省エネルギー技術開発を包括的に推進する。
また、平成18年度は、省エネルギー技術戦略報告の趣旨に沿ったテーマを公募するほか、民生部門と運輸部門では、最終エネルギー消費が引き続き増加傾向にある背景を踏まえて、重点課題として公募する。
重点課題
1.建物における省エネルギー対策
2.機械器具等の効率化
3.照明その他電力機器の省エネルギー
4.情報化対応の省エネルギー
5.物流の効率化・交通システムの高度化
6.既存の動力システムを搭載した自動車の改良
7.]熱の有効利用
各フェーズの概要
先導研究フェーズ：NEDO技術開発機構負担1/1・研究開発費の目安：数千万円から1億円/年
実用化開発フェーズ：NEDO技術開発機負担1/2又は2/3・研究開発費の目安：数千万円から3億円/年
実証研究フェーズ：NEDO技術開発機負担1/2・研究開発費の目安：数千万円から5億円/年
対象事業者：3つのフェーズのいずれも、対象事業者は、単独ないしは複数の企業、独立行政法人、大学等の研究機関を有する法人とします。（原則、国内に研究開発拠点を有していること。ただし、国外企業の特別の研究開発能力、研究施設等の活用あるいは国際標準獲得の観点から国外企業との連携が必要な場合はこの限りではありません。）
公募期間（予定）：平成18年3月下旬～平成18年4月下旬
詳細は下記のアドレスを参照。
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/180224_2/180224_2.html
問合せ
NEDO技術開発機構
省エネルギー技術開発部契約・管理・調整グループ
