DHLは、新たな輸送ルート最適化イニシアチブを本格化する。同社各施設に最適ルートを提示し、仕分けプロセスを簡素化するとともに、日々の貨物量を効率よく平均化できるようにする狙い。
同社はイニシアチブプログラムについて、今後9カ月間で全米340カ所の同社施設にソフトウエア導入する。最適化により、トラックの運転時間や輸送距離の短縮、燃費効率の向上、貨物取り扱いの迅速化などを図る。
ソフトウエアを導入した施設のマネジャーは、最適な輸送ルートを見つけ出すことができるようになるほか、日々のスケジュール管理なども効率化できるという。こうした新技術の導入は今年1月から既に始まっており、同9月までには終了する予定。
さらに、旧型の輸送車両についても、より燃費効率が高くて輸送キャパが大きく、貨物ピックアップがスムーズに行える新型車両への更新を進める方針。(翻訳)