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名港海運/飛島名港物流センター建設

2006年04月03日/物流施設

名港海運(株)は、愛知県海部郡飛島村に物流センターを新設する。

SCMや3PLといった、顧客からの高度な物流ニーズに対応する最適化システムを実現できる事業提案が、名古屋港管理組合より認められ、事業用地の取得が可能になったもの。

名古屋港最大の物流拠点である飛島地区に位置し、伊勢湾岸自動車道「飛島IC」に隣接する交通網を生かして、輸送、保管、流通加工を担う総合物流センター機能を提供する。

輸入貨物は、検品・包装・ラベル貼り等の流通加工業務を、輸出貨物も、東海地区のみならず、その背後地である「グレーター中部」から出荷される基地として、それぞれ付加価値機能を整え、今後の増加が予想される貨物に対応する。

中部国際空港島内の当社・航空貨物施設シーガルセントレアターミナル(S-CAT)との有機的な連携も視野にいれ、海・陸・空一体となる、コンテナ物流の仕組みを構築する。

なお、太陽光発電設備を採用し、消費電力およびCO2排出量を削減し、地球環境に優しい施設を目指す。

物流センターの概要
名称:飛島名港物流センター
所在地:愛知県海部郡飛島村東浜一丁目5番20
敷地面積:32,249.77㎡(9,756坪)
構造・規模:鉄骨造5階建
倉庫1棟約45,000㎡(13,613坪)
鉄骨造2階建事務所1棟約1,127㎡(341坪)
雨天荷捌場約7,938㎡(2,401坪)
主要設備:垂直搬送機6基貨物用昇降機3基
太陽光発電(100kw)
取扱貨物:アルミインゴット、木製品、雑貨、機械類、電化製品他
投資総額:約66億円
用地取得費16億円平成18年1月取得済
建設工事費50億円
着工:平成18年3月
竣工:平成19年4月(予定)
一部施設は平成18年11月(予定)

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