（株）ハマキョウレックスは平成18年3月期連結業績の予想数値を営業収益77,500百万円（予想値に対し4.3％減）、経常利益3,000百万円（9.1％減）、当期純利益1,100百万円（28.1％減）に修正した。
連結子会社近物レックス（株）において、予想を上回る原油価格の高騰・高止まりと同業者間でのダンピングによる荷物獲得競争とそれに伴う燃料コストアップ分の運賃是正交渉の遅れにより、営業収益・経常利益とも前回予想額を下回る見込み｡
運賃是正交渉は徐々にではあるが確実に進んでおり、来期も引き続きこの是正交渉を営業の最重要課題の一つとして取り組み、収支改善を行っていく。
また、近物レックスでは、平成18年1月31日に新潟市南出来島の土地・建物（簿価1,304百万円）の売却（売却額850百万円）による損失474百万円が発生したため、当期純利益も前回予想額を下回る見込み｡
当該土地は遊休資産の有効活用を目的として、平成10年11月に民間都市開発推進機構へ平成20年5月を買戻期限として売却したもの。
売却後は商業施設として開発、賃貸を行っていたが、本業とは無関係な資産運用となっていたので、多額の損失計上となるが今回売却した。
