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日本オラクル/「Oracle Application Server 10g Release3」のRFID機能強化

2006年04月20日/IT・機器

日本オラクル(株)は、「Oracle Application Server 10g Release3」のRFIDミドルウェア「Oracle Sensor Edge Server」の機能強化により、RFIDシステム構築の大幅な効率化を実現する。

同時に、納入業者向けRFIDコンプライアンスのための新機能「RFID Supplier Compliance Workspace」を提供する。

米国を中心に政府や大手小売業者が納入業者にRFIDを利用したコンプライアンスを要求することが多くなってきており、無線ICタグを利用すると、サプライチェーン(供給プロセス)の可視化を実現できる。

そのため、日本でも、投資効果の向上や在庫コントロールを容易にする目的で、納入業者へ製品に無線ICタグの貼付を要求する企業が増えはじめている。

「Oracle Application Server 10g Release3」では、「Oracle Sensor Edge Server」のドライバ機能、フィルタ機能、ディスパッチャー機能、システム管理機能を強化した。さらに、新機能として、PDA等のハンドヘルドデバイスを利用したRFIDシステム構築を容易にするためのRFIDミドルウェア「Oracle Sensor Edge Mobile」が追加されている。これにより、端末機器からバックエンドシステムまでトータルなRFIDシステム構築のさらなる工期短縮を支援する。

また、米国での豊富な実績をもとに「RFID Supplier Compliance Workspace」も新機能として追加した。これは、大手小売業者からのRFIDのコンプライアンスを実現するために納入業者側で不可欠とされる、EPCコードの発行、RFIDラベルプリント機能、読取チェック機能をパッケージ化している。

同機能によって、納入業者はRFIDを利用してサプライチェーンにおけるコンプライアンス対応を迅速にかつ容易に行うことが可能になる。

「Oracle Sensor Edge Server」概要
-価格:1CPUあたり625,000円
(「Oracle Application Server10g」に含まれる)
-対応プラットフォーム:Linuxx86、Microsoft Windows(32-bit)
順次対応予定:Microsoft Windows(64-bit)on IntelI tanium、Solaris Operating System(SPARC)、HP-UXPA-RISC(64-bit)、HP-UX Itanium、AIX5L Based Systems、Linux Itanium

「Oracle Sensor Edge Mobile」概要
-価格:1ユーザーあたり12,500円/10ユーザーから
(「Oracle Sensor Edge Server」に含まれる)
-対応プラットフォーム:Windows CE.Net4.2?ARM/XScale

「RFID Supplier Compliance Workspace」概要
-価格:1CPUあたり625,000円
(「Oracle Application Server10g」に含まれる。別途、リポジトリとして「Oracle Database」が必要)
-対応プラットフォーム:Linuxx86、Microsoft Windows(32-bit)
順次対応予定:Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium、Solaris Operating System(SPARC)、HP-UXPA-RISC(64-bit)、HP-UX Itanium、AIX5L Based Systems、Linux Itanium

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