米NCRコーポレーションは、エイリアン・テクノロジー社から、RFIDの次世代仕様であるEPC Class1 Gen2ラベルの加工メーカーとして認定を取得した。
米国ではすでに多数のEPC Class1ラベルの販売実績があるほか、EPC Class1 Gen2も販売を開始している。日本でも今後の需要に合わせて、Gen2製品の供給を開始する。
UHF帯のRFIDラベルは加工する際にRFIDの品質を維持することが、様々な製造プロセスで重要となり、今回の認定を取得するには、信頼にたる一貫した品質のラベル製造技術が要求され、NCRの高い品質を証明するものとなる。
EPC Class1 Gen2はRFIDの標準化団体EPC globalが定めた次世代の標準化仕様であり、EPC global Class0とClass1を統合し、伝送速度やメモリー容量などを強化したもの。
米国ではRFIDを採用している大手小売企業等がGen2対応の製品へ移行する方針であり、また、日本でも大手家電量販店がUHF帯RFIDの運用当初からGen2タグを採用することを決めている。
NCRではこのようなGen2需要についての対応を積極的に進めており、エイリアン・テクノロジー社とともにエイブリーデニソン社(AVERYDENNISON)からもGen2ラベルの認定を取得している。