スターリングコマースは、オンデマンド配送管理ソリューションのトップクラスのプロバイダーであるNistevo社の買収に合意したと発表した。今後はNistevo社の株主の承認のもと進める。
Nistevo社の「Collaborative Logistics Network」が加わることにより、スターリングコマースのサプライチェーンアプリケーションの製品ラインアップが拡充する。
Nistevo社のCollaborative Logistics Networkは、オンデマンド型Webベースネットワークであり、従来のソフトウェアソリューションと比較して初期コストが抑えられ、荷主やキャリアが物流およびサプライチェーン運用の効率化を図ることができる。
これまで、Collaborative Logistics Networkは、60社を超える荷主で採用され、6,400以上のキャリアコミュニティにわたり、年間約6500万トランザクションを管理してきた。
Nistevo社は、スターリングコマースにオンデマンドの豊富な専門知識と技術をもたらし、オンデマンド・ソリューションはIT資源をあまり必要とせず、技術投資の早期回収を実現する。
Nistevo社のオンデマンド・ソリューションは、ソリューション採用における幅広い選択肢を提供するための企業努力の一環として、スターリングコマースの既存のソリューションを補完する。
Nistevo社は配送管理用のCollaborative Logistics Networkのトップクラスのプロバイダーで、製造、小売、流通、物流のサービスプロバイダーやキャリアが、出荷に関する照会、計画、実行、決済、レポートなどを実現するオンデマンドのソフトウェア・サービスを提供する。
このネットワークを使って、参加メンバーは年間500万以上の貨物を管理し、輸送費の大幅削減を実現している。Nistevo社のユーザには、Church&Dwight、The Dial Corporation、Tractor Supply、Ocean Spray、Smithfield Foods、Cargill、General Mills、HP Hoodand Seneca Foodsなどがある。株式非公開企業であり、米国ミネソタ州エデン・プレイリーに本拠を構え、従業員は約45名。
