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ソーバル/可視光の無線ICタグシステム開発

2006年05月24日/IT・機器

ソーバル(株)は、可視光無線通信技術を利用した無線ICタグシステム(以下:可視光タグシステム)を開発、「ソーバルRFIDプロフェッショナルサービス」を通じて、電波障害などによりタグシステムの導入が困難な現場へ、新たなRFIDソリューションを提案する。

可視光を利用することで、電波の使用が制限される特殊環境でのタグシステムの導入が可能で、水中センサーや病院での機材管理をはじめ、多様な場面でICタグを活用することができる。

また、光学デバイスの変更により光の届く距離や範囲を変更することができるため、セキュリティの確保や通信エリアを目視で確認できるといった利点がある。

ソーバルの可視光タグシステムは、従来型の電波式タグとプロトコルレベルでの互換性があり、導入済みの電波式タグのインフラを活かした形で装置を置き換えることを可能としたシステムで、エンジニアリングコンポーネントとして、ソーバルRFIDプロフェッショナルサービスを通じて提供する。

「可視光タグシステム」の特徴
1.可視光無線通信技術を利用した無線ICタグシステム。
2.下り方向に可視光を用いることで、通信エリアを目視で確認ができる。
3.RFIDの国際規格であるISO15693の上位プロトコル互換であり、既存のRFIDシステムとの置き換えが可能。
4.電波法などの規制がなく、利用者も免許や申請など手続きが不要。
5.病院や水中といった電波の使用ができない環境での利用が可能。
6.隣接設置する複数の電波式リーダ・ライタからの互いの電波干渉を回避できる。
7.盗聴やなりすましといった問題を簡便に回避できる。
8.光学デバイスの変更により光の届く距離や範囲を変更することが可能。
9.カスタマイズが可能。

ソーバルRFIDプロフェッショナルサービス
ソフトウェアとハードウェアの両方を自社開発するソーバルの技術とノウハウを用いて、RFID導入にかかるコストや期間を大幅に削減できる総合的なエンジニアリングおよびコンサルティングサービス。

ソーバルがこれまで行ってきた数多くの実証実験の経験を活かし、製造、流通、小売などの各業界において、RFIDに関心がありながらコストや導入期間の面で導入に踏み切れなかったユーザーに向けて提供するRFID導入支援事業で、今回、弊社の開発した可視光タグシステムを用いることにより、より柔軟なソリューションを展開していく。

問い合わせ
ソーバル株式会社 
ビジネスソリューション部 
担当:脇(わき)、森岡
TEL03-5482-1185
rfid@sobal.co.jp
http://www.sobal.co.jp/RFID/index.html

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