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フレームワークス、アイログ/物流ネットワーク最適化ソリューションで提携

2006年06月01日/未分類

(株)フレームワークスとアイログ(株)は5月29日、ISV(Independent Software Vendor:独立ソフトベンダー)契約を締結し、企業の物流改革を支援するソリューションの提供において業務提携した。

提携により、アイログは世界最高水準の最適化エンジン「CPLEX」の最新版をフレームワークスの開発した拠点ネットワーク最適化ソリューション・パッケージ「Logistics Station iLAND(以下:iLAND)」に提供する。フレームワークスはiLANDを用いた物流ネットワーク最適化コンサルテーションを開始する。

ビジネスのグローバル化やM&Aに伴う物流ネットワークの拡大化や複雑化による物流の非効率化を防ぎ、より効率的な物流ネットワークを実現することは、これからの企業にとって最大の課題の一つ。

フレームワークスでは、こうした課題を解決し、物流ネットワークの効率化を実現するためには、処理能力の高い最適化エンジンを活用した、多様な入力データや複雑なネットワークの最適化モデルを高速に処理出来るパッケージの開発が必要であると考えた。

物流ネットワークの最適化には、製品の需要と供給の特性をはじめ、工場や倉庫などの物流拠点の能力と特性、業界特有の要因など複雑に混在するさまざまな要因を、現実の状況に即して網羅的に扱える大規模なモデルを構築し、それを高速に解くことが求められる。

同社では、複数のベンダの最適化エンジンを評価した結果、製品の技術的優位性に加え、サポート体制についても評価し、アイログのCPLEXをエンジンとして採用した。

大規模かつ複雑な物流ネットワークを抱える企業がこのパッケージによる最適計算結果を用いて物流効率を向上できる効果は、30パーセントを上回る場合もあると考えられる。

今回フレームワークスが提供するソリューションは、同社が国内において提供している日本特有の物流課題に対応した戦略的ロジスティクス・ソリューションの一つ。

国内の運賃タリフが適用出来るケースにおいては、最適なネットワークを短期間かつ低コストで構築することができ、結果を地図上に示すことができる。

また、グローバルな物流最適化に対しては多言語への対応や物流ネットワークの世界地図表示によって支援することが可能で、同社はこうしたソリューションにアイログの実績ある最適化技術を活用していくことで、今後はアジアから、全世界規模での拠点最適化に対してiLANDの適用と展開を
予定している。

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