川崎汽船(株)とシンガポール船社Pacific International Lines(PIL)は2006年6月末より中東航路を改編する。
これまでアジア/中東航路においては、同社、PIL及びマレーシア船社Malaysia International Shipping Co.(MISC)の3社にて協調サービスを行ってきたが、改編後は同社とPILの2社により2ループ(CSG及びMEX)を展開する。
新サービスにおいてはCSGループにおける本船の大型化・高速化によりサービスの安定化とトランジットタイムの短縮を実現する(例えば上海⇒Dubaiが従来の18日から14日となる)。また、需要が大きく伸びている北中国(青島)をはじめ高雄、Pasir Gudangを新たに寄港地として追加することで、より高品質なサービスを提供する。
また、川崎汽船、コスコン、韓進海運の共同サービスである南中国/中東サービス(SMX)については変更なく、同社のアジア/中東サービスは引き続き3ループにて展開する。