ＳＧホールディングスグループの佐川急便ベトナムは、ベトナム北部バックニン省クエボ工業団地に自社保有の保税倉庫を開設し、7月1日より運用を開始した。
同社は、昨年11月よりクエボ工業団地に一般倉庫5,000m2を保有していたが、そのうちの1,000㎡を今年2月から保税倉庫に改造。あわせて5月末に同省の保税免許を取得した。
7月からは一般倉庫・保税倉庫の両事業が可能になり、北部における事業拡大を図っていく。
佐川急便ベトナムは、これまで南部を中心に倉庫・保税事業を展開していたが、クエボ工業団地やハノイ市近郊に日系企業が相次ぎ進出している背景をうけ、北部では同社で初となる自社保有の保税倉庫を開設。日系企業ならではのきめ細かいサービスを提供する。
倉庫の概要
名称：バックニン倉庫
延べ床面積：一般倉庫4,392m2、保税倉庫1,000m2
アクセス：ハノイ空港やハノイ市内から車で約40分。今後、北部の主要港になるカイラン港に直結する国道18号線沿いに位置し好立地。さらにベトナム‐中国間の陸路保税輸送が可能となった場合、保税拠点として整備することが可能。
