カゴメ（株）、ミツカングループ（（株）ミツカン、（株）ミツカンナカノス）、日清オイリオグループ（株）は7月20日から、従来実施していた東北・中四国・甲信越・北陸・滋賀・北海道地区に加え静岡県で共同配送を実施する。3社グループによる共同配送は、得意先への物流品質の向上と社会環境への配慮を目的とするもの。
狙いは、物流品質の向上、車両台数の削減による社会環境への配慮などで、出荷地は、カゴメ（愛知県大府市）、ミツカングループ（愛知県半田市）、日清オイリオグループ（神奈川県横浜市、愛知県名古屋市）からで、対象商品は常温流通商品。
運営会社は、遠州トラック（株）が、共同配送クロスドッキングデポ（静岡県富士市、島田市、浜松市）3か所で仕分けし配送する。
3社は得意先からの受注データをＶＡＮ経由で運営会社の共配システムに送信し、運営会社は3社の一元化されたデータを元に効率的な配送スケジュールを組み、クロスドッキング方式にて商品を共同配送する。
共同配送によるメリットは、過去に実施してきた3社共同配送のノウハウと取り組みの強化により、物流品質の向上を図ることで、得意先に、一括検収や一括荷受が可能となり、荷降ろし時間の短縮が可能になる。
また、3社が同一車両での積み合わせ配送を実施することにより、車両の大型化が可能となり車両台数が減少することで、環境負荷軽減となる。
静岡県共同配送フローチャート
http://www.nisshin-oillio.com/company/news/archive/2006/images/200607041.pdf
カゴメ・ミツカングループ・日清オイリオグループ共同配送稼働エリア
http://www.nisshin-oillio.com/company/news/archive/2006/images/200607042.pdf
