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JDA/マニュジスティックス社の買収完了

2006年07月13日/未分類

JDAソフトウェア・グループ・インク(以下:JDA)は、マニュジスティックスの発行済み株式の全てを、およそ213百万米ドル(一株あたり 2.50米ドル)で、現金合併方式により買収を完了したことを発表した。

JDAはこの買収の完了により企業規模を大幅に拡大させ、マニュジスティックスの800社の顧客を加えることでサプライチェーン分野に対してもソリューションを提供するという目標を達成し、サプライチェーンと収益管理ソリューションを融合した。

また、グローバルなサプライ/デマンドチェーン市場に対して、ソリューションプロバイダーとして初めて、原材料から生産、小売全般にわたる業務要件に対応可能な、業界に特化したソリューションを提供できるようになる。

JDAのCEO ヘーミッシュ ブリューワーは「本日はJDAとマニュジスティックスのお客様、従業員、そして株主の皆様にとって成長とチャンス獲得の新しい時代の幕開けの日です。他の追随を許さぬ高度な最適化及び実行ソリューションの統合を持ってすれば、グローバルなサプライ/デマンドチェーン市場において明確な差別化と強力なイノベーションを実現できるベスト・ポジションを必ずや確立することができます。業界に精通した経験豊かなJDAのエキスパートが、5,500社に及ぶワールドワイドのお客様のTCOを最小限に抑え、変化に富んだビジネスの利益を最優先にすべく最善を尽くす。向こう12ヶ月以内にバックオフィス機能やインフラ経費については25百万ないし30百万米ドルの削減効果が見込まれ、営業リバレッジが飛躍的に向上し、これまで以上に財務力の強化が期待される」と述べている。

また、JDAは、6月19日から21日に米国フロリダ州オーランドで開催されたマニュジスティックスのエグゼクティブ・フォーラムとユーザー会において、約200社の消費財メーカーとその他のお客様に向けてビジョンと予備的な製品統合計画を発表した。

ブリューワーはJDA PortfolioRとマニュジスティックス製品の統合に関して、Microsoft.NET環境をベースとしたJDAスマートクライアントテクノロジーを活用して、向こう18ないし24ヶ月で統合を完了する計画を発表した。

加えて、Microsoft Widows Workflow Foundation をベースとして、高度なワークフローに準じたJDAの一連の製品スイートを通じ、よりパワフルで安定したシステムの提供を約束した。

JDAは2006年7月末に、JDA及びマニュジスティックスの全てのお客様に向けて、初期の製品ロードマップを提供することを計画している。

ブリューワーは更に、一連のサプライ/デマンドチェーン企業に対して積極的なマーケティング活動を行うのと同じくして、マニュジスティックスの旅行、貨物、ホテル業界向けの価格設定/収益管理ソリューションに関しても、しかるべき投資を行っていくことを約束した。

JDAソフトウェア・グループ・インクについて
JDAソフトウェア・グループ・インクは、顧客のサプライ/デマンドチェーンにおける業績拡大を支援するソリューションを提供している。2006年7月5日付けでマニュジスティックス社の買収を完了したことに伴い、世界60カ国、5,500社を超える小売業、卸売業、製造業を顧客とする世界屈指のソリューションプロバイダーとなった。

JDAは、業界における実績とその財務力を生かし、サプライ/デマンドチェーンソリューションである JDA PortfolioR スイートの開発と拡充に多大なリソースを投入している。

JDA Portfolioは、製造業の工場から小売にわたる一連の業務の流れにおいて、生産性の高いビジネスプロセスの最適化や実行を可能とするソリューション。

JDAソフトウェア グループは世界の主要都市に拠点を展開し、業界に精通した経験豊かなサプライ/デマンドチェーンのエキスパートが、ソリューションの開発や導入、サポートに従事している。

JDAソフトウェア・ジャパン(株)は、米国JDAソフトウェア・グループ・インクの日本法人として1999年に設立。国内における顧客数は80社を超え、イオン、ライトオン、キヤノン販売、味の素、味の素冷凍食品、ロッテ、アサヒ飲料、三井化学、ユニ・チャーム、グンゼ、コクヨなど、幅広い業界でソリューションを利用されている。

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