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いすゞ/ロシアで小型トラックの現地生産・販売

2006年07月13日/未分類

いすゞ自動車(株)は、セベルスタリ・アフト社(以下:SSA社)との間で検討していた小型トラックの現地生産・販売について、SSA社傘下のウリヤノフスキイ・アフトモビルニィ・ザヴォド社(以下:UAZ社)において小型トラック(NQR:通称エルフ)の本格的な生産・販売を開始する。

いすゞは、UAZ社に小型トラックのSKD供給を行い、UAZ社で組立てを行うこととし、2006年7月から現地での生産を開始する。

UAZ社で生産する小型トラックは、いすゞブランドで、UAZ社系列の販売会社を中心にロシア国内で販売する。

2006年度の生産・販売計画は500台であるが、3年以内には年間10,000台を目指すことで合意しており、将来的な販売ポテンシャルとしては30,000台を見込んでいる。

ロシア国内で日本のトラックが生産・販売されるのは本件が初めて。販売会社は2006年9月より、UAZ社系9社で開始するが、年内にはUAZ社系以外も含めロシア全国30社以上の販社に拡大する予定。

SSA社は、ロシア鉄鋼最大手であるSeverstal社の自動車部門が2002年に分離独立して設立され、傘下に自動車製造会社のUAZ社やエンジン製造会社のZMZ社等を持つホールディングカンパニー。UAZ社は、1941年創業の、ロシアでは老舗のトラックメーカーで、所在地はウリヤノフスク市(モスクワの東方約800km)。

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