フェデックス・エクスプレスは、労組組織エア・ライン・パイロッツ・アソシエーション(ALPA)
との間で、同社パイロットの新労働条件について暫定合意(TA)した。
交渉はナショナル・メディエーション・ボード(NMB、全国調停委員会)の仲介で2005年10月から続いていており、今回の合意は労使双方がNMBの意見を尊重したものとなった。
合意はフェデックス・ALPA・マスター・エグゼクティブ・カウンシル(MEC)で再検討され、具体的な契約内容を詰める。現段階では、合意内容や合意条件の詳細は明かされていない。
MECで調整後に、フェデックスのパイロット4700人による批准投票が行なわれ、最終決定となる。批准内容は、4年後の2010年に修正が可能となる見通し。
ALPAに所属するのは米国、カナダの航空会社40社のパイロット計6万1000人。(翻訳)