西濃運輸（株）は、温室効果ガス排出量6％の削減を実現するための国民的プロジェクト「チーム・マイナス6％」に全社員13300人がチーム員登録を行い、地球温暖化防止活動への取り組み意識を高めた。
「チーム・マイナス6％」へは昨年7月に会社としてチーム員宣言を行うとともに、田口義嘉壽代表も個人として登録していた。
今回、全社員がチーム員登録を行うことにより、「チーム・マイナス6％」が進めるＣＯ2削減のための6つのアクションに取り組んでいくが、特に輸送業者として関わりの深い、自動車の使い方で減らそう＝エコドライブに力を入れて取り組んでいく。
エコドライブの取り組みとしては、各支店・営業所の営業乗務社員リーダー200名に、中部トラック総合研修センター（西加茂郡三好町）で行われる『エコドライブ体験研修』を実施、受講後はリーダー自身がそれぞれの事業所で各ドライバーの先生役となって展開を図っている。
また、すべての車両にエコドライブステッカーを貼り付けたほか、自社のホームページでも社員がエコドライブ宣言を行うなど、全社的な取り組みを行っている。
6つのアクションの推進策
●Act1温度調節で減らそう
空調の温度管理：冷房の設定温度は28℃、暖房時の室温は20℃に設定
夏季ユニフォームの着用：半袖カッター・ノーネクタイ、ポロシャツ
●Act2水道の使い方で減らそう
使用量の多い事業所に水量調節機器を取り付け、こまめな節水
●Act3自動車の使い方で減らそう
エコドライブの実践
チーム･マイナス6％のロゴ入りエコドライブステッカーを全車両（11000台）に貼付けて意識を高める
モーダルシフトの推進：運行車150台分を鉄道コンテナ輸送
●Act4商品の選び方で減らそう
ハイブリッド車の導入：平成17年7月末日現在736台
エコタイヤの導入：大型運行車2000台に装着
●Act5買い物とゴミで減らそう
事業系廃棄物の廃棄物の資源化
ストレッチフィルム、木製パレット等
●Act6電気の使い方で減らそう
電灯のきめ細かな点灯・消灯の励行
パソコンの未使用時の電源ＯＦＦ
エコドライブステッカーを貼り付けた集配車
