日本オラクル(株)は、(株)サークルKサンクスの調達および売上分析システムをオラクルのデータベースとビジネス・インテリジェンス技術で刷新し、同システムが9月25日より稼働開始したと発表した。
競争が激化するコンビニ業界で高い競争力を維持するためには、全国にある店舗の顧客ならびに商品のデータを集約・分析することで、どの店舗にどの商品をいつまで置くかということを瞬時に判断することが重要。
サークルKサンクスは、マーチャンダイジング(商品計画)とスーパーバイザー(店舗の診断と改善)のために、従来の調達および売上分析システムを統合した。
これにより、分散されていた営業情報が本システムに集約するため、情報活用の推進と業務プロセスの統合の推進を実現する。
また本システムを基盤とした調達および売上分析を短期間、低コストで実現した。
システムはデータ基盤に「Oracle Database10g」と「Oracle OLAP」を採用し、富士通(株)の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」に統合している。
初期サイズ30TBという巨大なデータウェアハウスを、一元的に管理・分析することが可能となり、高いパフォーマンスと分析力を提供している。また、「Oracle Business Intelligence Suite」を分析アプリケーションとして使用することで、幅広い視点からのリアルタイムな分析が可能となり、柔軟かつ効果的な意思決定が可能となっている。