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インテック、サン/次世代EDIソリューション分野で協業

2006年09月26日/未分類

(株)インテックとサン・マイクロシステムズ(株)は9月25日、今後流通業界における電子商取引分野に普及が見込まれる、インターネットを活用した次世代EDIシステム・ソリューション分野で協業し、共同で市場開拓を推進して行くことを発表した。

次世代EDIのためのミドルウェアを日本独自に共同で企画開発し、インテックのEDIソフトウェアおよびサンのハードウェア製品と組み合わせたソリューションを提供する。

流通業界における従来のEDIは、20年程前の古いアーキテクチャにより構築されたシステムが数多く稼働しており、そのパフォーマンスや保守コストが大きな問題とされている。

また、これまではEDIシステムの導入が高価であったため、未だに電話やファックスによる非効率的な取引を行っている企業も多いのが現状で、これを解決するために、安価で高速なインターネットを利用する次世代EDIが開発・策定され、今後その普及が期待されている。

インテックとサンはこうした市場背景をふまえ、インターネットとXML技術を利用した次世代EDIの導入をしやすくするためのソリューションを提供する。

具体的には、次世代EDIで標準として利用される通信手順「EDIINTAS2」および「ebXMLMS」に対応したミドルウェア(以下:EDI基盤)を、先進的な機能とパフォーマンスを誇るサンのオペレーティングシステム「Solaris10」上で稼働するよう日本独自に共同で企画開発した。

これによりSolaris10で動作するものとしては日本で先駆けとなる本格的な次世代EDIソリューションが提供できます。従来のEDIと比較して、次世代EDIはより高機能で安価であり、インテックとサンは国内流通業界における次世代EDIの早期普及と市場の拡大を推進する。

インテックの「B-ixServ(ビックスサーブ)」は、上記の次世代EDI標準を実装したインターネットEDIソフトウェアで、暗号化技術や電子署名などを使用してインターネット上で安全な情報交換を実現する。

また、インテックはお客さまがインターネットEDIを始める為に必要な認証基盤の提供を重要と考えており、電子証明書発行サービス「EINS/PKI+(アインス/ピーケーアイプラス)」を提供する。

「EINS/PKI+パブリック証明書発行サービス」は、業界最高水準の「Web Trust for CA」規準に適合しており、同レベルの施設・設備で運営されているプライベート認証局と共に、ミッションクリティカルなEDIシステム構築に活用が可能。

インテックは80年代からのVAN事業実績という経験を生かし、ソリューションの販売のみならず、導入のためのコンサルティング・設置・保守、アウトソーシングサービスを提供するなど、次世代EDI実現のためのトータルサービスも提供していく。

本協業において、サンは「EDI基盤」の企画開発を共同で行うほか、プラットフォームとしての高機能で低価格なサーバをはじめとした製品群を提供し、お客さまのさらなる多様化と拡大を図り、両社は本協業により共同で次世代の電子商取引市場の開拓を行い、3ヵ年で500社からの受注獲得を目指す。

問い合わせ
(株)インテック
ネットワーク&アウトソーシング事業本部
B2B-ix事業部
TEL03-5665-5113

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