セイノーホールディングス（株）、ドイツ鉄道（株）、シェンカー（株）は、提携契約書に調印した。
セイノーは、1999年よりシェンカーと戦略的提携を結び、2002年4月に日本において合弁会社「西濃シェンカー（株）」を設立するなど、国際貨物輸送及びロジスティクス事業において協力関係を築いてきた。
シェンカーの顧客である欧米の大企業に対しては、セイノーの物流ネットワークを提供することによって、日本国内においてもサプライチェーンマネジメントの構築を可能とし、他方、海外展開を急ぐ西濃の顧客である日本企業に対しては、シェンカーの全世界ネットワークを御提供する体制を整えた。
さらにシェンカーより最新の技術・ノウハウを導入して、セイノーのロジスティクス事業の本格的展開に資することができた。
ことし2月、シェンカーの親会社であるドイツ鉄道は、米国の大手国際フォーワーダー「バックスグローバル（株）を買収し、2007年末までにシェンカーとバックスを統合する計画を発表した。
セイノー、ドイツ鉄道、シェンカーの3社は新たに戦略的提携を結び、シェンカーとバックスの統合後も、従来からの協力関係を継続し、さらに発展させることに合意した。
この戦略的提携により、ドイツ鉄道、シェンカーとの連携をさらに深め、国際貨物輸送とロジスティクス事業において、日本国内のみならず全世界でより良質な物流サービスを提供する。
なお、シェンカーとバックスの統合後の日本国内における協力関係については、現在、詳細を協議している。
