三菱電機は12月27日、現地法人の三菱電機大連機器で、炭酸ガスレーザー加工機の現地生産を2011年1月に開始すると発表した。
生産機種は炭酸ガス二次元レーザー加工機で、月産10台を予定している。
中国の板金加工需要の伸長に対応するためで、キーパーツは日本から供給しながら組立を現地化することで、高性能、高品質を維持しながら、リードタイムを短縮する体制を構築し、中国市場での一層の事業拡大を目指す。
中華圏における累計販売実績も450台を超え、2010年度には炭酸ガスレーザー加工機事業の2割以上を占める最重要市場となっている。