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ニチレイ/子会社、横浜に大型冷蔵倉庫建設

2006年10月12日/物流施設

(株)ニチレイロジグループ本社は、神奈川県内で低温物流事業を展開する子会社である(株)キョクレイの山下物流センターを建替える。完成時には現行保管能力の約2倍の2万3千トンとなる。

キョクレイは果汁原料や乳製品原料の輸入品を中心に保管業務を行っており、山下物流センターを横浜地区における主力センターとして位置付けてきたが、設備の老朽化と保管能力の不足が課題となっていた。

現在、乳業各社のチーズ増産計画が進行しており、キョクレイの主要取扱品目である乳製品原料(チーズ)は、保管能力や熟成コントロール機能の整備が急務となっている。

建て替え工事は二期に分けて実施し、第一期に従来設備を一部残した上での増設、第二期で従来設備の取り壊しとさらに増設工事を行い、輸入チーズと輸入果汁の取り扱いの強化を図る。キョクレイの輸入原料チーズ取り扱いシェアは22.7%。(平成17年度取扱実績)

第1期、第2期の冷蔵能力合計は、23,375屯で、工事金額は約35億円。

工事概要
所在地:神奈川県横浜市中区山下町キョクレイ山下DC敷地内
敷地面積:7,136.6㎡
建物概要

第1期
鉄筋コンクリート造5階建
建築面積2,223.00㎡
延床面積11,197.08㎡
冷蔵能力10,745屯(各階荷捌き室冷却・パレットリフター2基・エレベーター2基・ドッグシェルター9基)
扱い製品:乳製品主体
工事開始2007年1月
稼動2008年3月

第2期
鉄筋コンクリート造5階建
建築面積2,634.75㎡延床面積13,265.19㎡
冷蔵能力:12,630屯(各階荷捌き室冷却・パレットリフター3基・エレベーター2基・ドッグシェルター10基)
扱い製品:果汁主体

事務棟
鉄筋コンクリート造5階建
建築面積250.00㎡
延床面積1,250.00㎡
工事開始2008年4月
稼動2009年6月

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