大日本住友製薬（株）は11月15日、鈴鹿工場内に新固形製剤棟の建設に着工する。
現固形製剤棟の老朽更新と将来の増産への対応のため、新固形製剤棟を建設するもので、国際的なGMP要求の高度化に対応し、異物混入および交叉汚染を徹底的に排除した工場を実現する。
倉庫、搬送設備および設備洗浄を自動化し、さらに生産効率の高い装置の導入などを図り、コスト競争力のある工場とし、将来の増産や新製品の導入にも対応可能な設備構造とするとともに、将来の設備増強に備えた余力スペースを確保する。
完成は2007年10月、製造開始は2009年1月、総投資金額は約100億円を予定している。
建設計画の概要
名称：鈴鹿工場新固形製剤棟
所在地：三重県鈴鹿市安塚町1450（当社鈴鹿工場内）
規模：地下1階地上7階建て、高さ30.8m、免震構造
建築面積：3,555㎡
延べ床面積：14,050㎡
製造能力：約30億錠/年。最大稼働時の設備能力は35億錠/年を予定しています。
工期：2006年11月～2007年10月
総工費：約100億円
