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新日本製鐵/タイに冷間圧造用鋼線の製造・販売会社設立

2006年11月08日/未分類

新日本製鐵(株)は、ことし8月に設立した海外における特殊鋼棒線二次加工に関する事業企画会社(株)NBCで検討を行い、松菱金属工業(株)、宮崎精鋼(株)、(株)サンユウ、豊田通商(株)、(株)メタルワン、鈴豊精鋼(株)と合弁で、タイに冷間圧造用鋼線の製造・販売会社(以下:タイ事業会社)を設立することで合意した。

新日鉄はこれまで、タイの自動車向け重要保安部品のボルト・ナット類(ファスナー)の材料である冷間圧造用鋼線を、T.S.K.ForgingCo.,Ltd.と合弁で設立したT.S.K.Wire Company Limited(以下:T.S.K.Wire、新日鉄出資比率14.85%、生産能力12千トン/年)を通じて製造・販売していたが、タイで、今後一層の需要増が見込まれることから、タイ事業会社を設立し冷間圧造用鋼線の生産能力の拡大を図ることとなった。

なお、T.S.K.Wireのファスナー用冷間圧造用鋼線はタイ事業会社に移管する。

タイ事業会社は、2006年12月に設立し2007年7月頃より稼動する予定で、ことし9月に設立した中国の冷間圧造用鋼線の製造・販売会社は、建設は順調に進行しており来月12月から操業を開始する。

タイ事業会社概要
名称:Nippon Steel Bar&CH Wire(Thailand)Company Limited
所在地:Rayong県 Eastern Seaboard Industrial Estate内
株主(出資比率):新日鉄(28%)、松菱金属(14%)、宮崎精鋼(14%)、サンユウ(14%)、豊田通商(12%)、メタルワン(10%)、鈴豊精鋼(8%)
資本金:2億3000万バーツ(約7億円)
設備投資額:約18.5億円
設立時期:2006年12月(目途)
生産能力:約40千トン/年

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