(株)西友は、取締役会議長兼執行役の渡邊紀征が2007年3月の取締役・執行役の任期満了をもって退任を決めた。
渡邊氏は多くの関連会社を整理統合させ、西友を小売本業に集約させ、ウォルマートとの提携を2002年3月にスタートし、売上の改善と企業体質変革についての一定の道筋がついたことから、2007年3月の任期満了をもって退任の意向を表明した。
これに関してウォルマートのマイク・デューク副会長は「渡邊氏の貢献に感謝しています。渡邊氏は西友がもっとも大変だった時期に西友を率いてくれました。今日、ウォルマートと西友がパートナーでいられるのは、渡邊氏のビジョンとリーダーシップのおかげです。」と述べている。
現在の渡邊の役割は、順次、取締役兼代表執行役CEOであるエド・カレジェッスキーに引き継がれる。