LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

マンハッタン・アソシエイツ/「物流センターの見える化」ソリューション発表

2006年11月22日/未分類

マンハッタン・アソシエイツ(株)と(株)湯浅コンサルティングは、共同で物流センター管理の効率化を実現するソリューション、「Inventory Replenishment Support(在庫補充支援システム)」発表した。

「Inventory Replenishment Support(在庫補充支援システム)」は、湯浅コンサルティングの湯浅和夫
氏による「企業の中で発生する物流業務を最適なプロセスに改善し、コスト削減を図るために生み出された独自の物流理論をシステム化したもの。

理論では、在庫補充の発注点を固定化された在庫の数量から判断するのではなく、何日分の在庫を持つ必要があるのかという出荷対応日数で管理することで、欠品や過剰在庫を生み出さない、最適な在庫量を割り出すなど、従来の経験値だけでは判断しきれない最適な業務プロセス改善を図ることを可能にしている。

これまでは、この湯浅理論を適用しようとした企業では独自にシステム開発を行い、現場への適用を図ってきたが、マンハッタン・アソシエイツと湯浅氏との共同開発により、湯浅理論を実践するためのソリューション「Inventory Replenishment Support(在庫補充支援システム)」の提供が現実化した。

新ソリューションにより、企業は導入費用と期間の両面で大きなメリットを享受することが出来るだけでなく、湯浅氏の提唱する物流プロセスの改善ポイントを、現場において容易に実行することが可能になり、マンハッタン・アソシエイツの物流管理の補充支援が大幅に拡張できる。

マンハッタン・アソシエイツでは、合わせて「さらなる見える化実現」のために、「Warehouse Progress Viewer(作業進捗モニター)」も開発した。物流センターの作業進捗をリアルタイムに反映したモニターで、現在の作業状況を一目瞭然かつ、詳細に把握することを可能としている。

両製品はマンハッタン・アソシエイツのWMS、TPMと連動しながら、リアルタイムに物流センターの状況をモニタリング(見える化)し、最適な物流活動をサポートする。

新ソリューションの特長
「Inventory Replenishment Support(在庫補充支援システム)」
・出荷対応日数に基づく最適な在庫量の算出によって、大幅な削減可能在庫を割り出す
・出荷数のデータをベースにしているため、市場動向へリアルタイムに対応
・導入から短期間で最小在庫数量への移行が可能
・緻密な制御パラメータにより、最適在庫数を明示
・在庫日数を目標水準に自動的に維持
・経営トップが納得できる、具体的なコスト削減効果の出る「見える化」が実現可能
・計画系SCMでは困難な“引き取り型補充”による物流システムの新たな業務改善施策を実現

「Warehouse Progress Viewer(作業進捗モニター)」
・日付別、部門別の入出庫業務の進捗状況を3分ごとに更新して表示
・ドリルダウン機能で伝票明細と作業者の詳細情報などを明示
・入荷や出荷プロセスを未処理、未作業、ピッキング、加工、梱包、出荷などの業務毎に区分
・取引先顧客ごとの最新の進捗状況や出荷指示明細を提示
・出荷明細ごとの作業状況を参照し、作業員の評価を客観的に判断することで、生産性を向上
・完全なWebベースによるインターフェイス

なお、マンハッタンでは、湯浅コンサルティングとの提携関係をさらに強化し、物流コンサルティングサービスを拡充していく予定で、「物流管理レベル診断」などをベースとした、あるべき物流システムのグランド・デザインの作成や、改革プロジェクトの基本計画などを策定。さらには導入前後の効果分析、物流ABCの導入支援、在庫削減効果など、ビジネスに与えるインパクトの具体的な推計サービスも積極的に提案していく。

■問い合わせ
マンハッタン・アソシエイツ(株)
担当: 下村
japaninfo@manh.com
TEL03-3459-1661

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース