DHLジャパン(株)は、アメリカのダイレクトマーケティング協会(Direct Marketing Association)が主催する「2006DMA International ECHO Awards」(2006米国ダイレクトマーケティング協会国際エコー賞)において、ビジネス&コンシューマーサービス部門(Business & Consumer Services)のエコー賞銅賞(Bronze ECHO Award)を受賞した。
「International ECHO Awards」は、ダイレクトマーケティングのツールや手法について戦略、創造性、実績の3つの観点から優秀であると評価されたプログラムに対して贈られる賞。DHLジャパンでは2003年から、営業本部ダイレクトビジネスユニットが、お客様の利用状況に合わせた効果的なDM発信やDHLを想起させる効果的なグッズの送付等のカスタマーリレーションにより販売促進を図る「DHLランクアッププログラム」を実施している。
同プログラムで展開した30ものキャンペーンが、プログラムごとに設定した全ての目標を達成したことが評価され、今回、銅賞を受賞した。
「DHLランクアッププログラム」は、利用状況によって顧客を5つのセグメントに分け、それぞれの対象セグメントごとに最適なダイレクトマーケティング策を展開することで、顧客の継続率向上や休眠顧客の掘り起こしを行う、DHLジャパン独自の販売促進プログラム。
日ごろのカスタマーリレーションから得た情報をもとに、顧客の事業特性に応じたサービスのご案内やキャンペーン情報をEメールやFAX、郵送にて送付し、きめ細やかなサービスを行うことで、顧客の利用頻度やボリュームをこれまでのセグメントからランクアップさせることが狙い。
また、DHLのロゴをあしらった集配車両のミニチュアやオフィスで役立つグッズなども送ることで、DHLをいつも身近に感じていただけるようアピールした。このような取り組みと営業やカスタマーサービス、集配スタッフの連携により2003年10月の開始より着実に効果を上げ、2004年8月にはその実績が評価され、アジア太平洋地区の多数の国・地域でも導入した。