TCM（株）は12月18日、世界的な部品供給拠点として、中国安徽省にフォークリフト、鋳物部品の生産・販売子会社「TCM（安徽）機械有限公司」を設立したと発表した。
新会社はフォークリフト、港湾荷役機械、建設機械、農業機械、物流設備システム、これらの部品の開発、設計、製造、販売などを主な事業とし、世界の部品供給拠点として位置づけるほか、日本側独資による経営自由度の拡大、生産、販売、部品・サービスの一体化による収益の向上などが目的。
フォークリフトの最新モデル投入による中国市場での「圧倒的な地位」の確保、ミニ建機・ミニホイールローダなどの取り込みによる日立建機グループとしての生産拠点確立、特機製品などの新製品投入による業容の拡大も見込む。
株主構成はTCMが77.5%、日立建機（株）10%、新興鋳物（株）10%、西日本貿易（株）2.5%。
