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JR貨物/ダイヤ改正

2006年12月25日/未分類

日本貨物鉄道(株)は平成19年3月18日、ダイヤ改正を実施する。

山陽線輸送力増強事業の完成によって、現在西岡山駅までしか運転できなかった長編成(26両)コンテナ列車が、始めて九州(北九州貨物ターミナル駅)に乗り入れることになった。

これに合わせて、関東・東海・関西地区と岡山・広島・九州地区間で長編成(26両)列車を新たに19本運転し、引き続き輸送需要が高く推移する同エリア間において、鉄道コンテナ輸送力は年間25万トン増強される見込みで、二酸化炭素排出量は年間約3.6万トンの削減効果がある。

新たな試みとして、高速フェリーを通年で利用することにより、異常時における代替輸送の確保及び秋冬期における輸送力増強を行う。輸送区間は、日本海縦貫線ルートを対象とし、札幌貨物ターミナル駅-梅田駅間のコンテナ輸送を、トレーラー&フェリー(小樽港-舞鶴港間)&トレーラーにて実施する。輸送力は、片道日発シャーシ2台(12FTコンテナ片道6個)とし、異常時には輸送力を拡大する。

近年、自動車部品輸送の需要の高まりにより隘路区間となっている東北線水沢駅行きの輸送力を増強すると共に、主要発地である名古屋地区からの直通列車を新設する。

また、主要都市及び地方中核都市間のコンテナ輸送について、リードタイムを短縮、10トントラックの貨物をそのまま鉄道輸送へシフト可能な31FTコンテナや重量コンテナ(ISO24トンコンテナ等)が積載可能な貨車の投入を積極的に進め、大型コンテナネットワークの拡大を図る。

なお、機関車は25両を新製し、コンテナ車は大型コンテナが積載可能なコキ106形式貨車を100両投入し、コンテナは、両側開きタイプの19D形式1,000個、妻側開きタイプの19G形式600個、背高タイプの20D形式200個、20FTタイプの30D形式100個、通風タイプのV19C形式100個の合計2,000個を新製し、輸送需要に適合したコンテナの提供及び輸送品質の向上を図る。

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