日本貨物鉄道は1月25日、鹿児島線の北九州貨物ターミナル駅・福岡貨物ターミナル駅間において26両編成(1300トンけん引)のコンテナ列車の走行を可能にする増強工事を着工する。
需要の旺盛な関東・九州間での輸送力増強を実現するもので、関東・九州間の長編成貨物列車の走行可能化は、東海道線が平成10年、山陽線は平成19年3月に実現し、今回の完成で、東京貨物ターミナル駅から福岡貨物ターミナル駅まで26両編成のコンテナ列車が乗り入れ可能となる。
この区間は、東アジアと日本を結ぶ物流ルートとしても関心が高く、環境対策として鉄道貨物輸送の需要拡大に効果を挙げるものと期待されている。
事業概要
工事区間:鹿児島線北九州貨物ターミナル駅~福岡貨物ターミナル駅間(67.6km)
工事内容:待避線、着発線延伸、コンテナホーム(福岡タ)等の工事
事業効果:鉄道コンテナ輸送力の増強約17万トン/年
モーダルシフトによる環境負荷の改善:
①CO2の排出削減量約3.2万トン/年
②NOXの排出削減量約27トン/年
事業費25億円(補助率30%以内)
完成予定:平成22年度
事業主体:北九州貨物鉄道施設保有(株)(第3セクター)
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JR貨物/北九州・福岡貨物ターミナル駅間で26両編成コンテナ列車走行可能に
2008年01月17日/物流施設
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