三菱電機ロジスティクス（株）、中国・大連に全額出資の総合物流会社を設立し、2月1日より営業を開始した。
大連で操業する三菱電機大連機器有限公司向けの物流業務受託を機に、同地区に全額出資の現地法人を設立、中国政府より認許を取得したもの。
同社は、三菱電機（株）の物流子会社として国内外通した国際一貫物流ネットワークの拡充を目指しているが、三菱電機では中国各地に製造、販売の現地法人を展開し、これらの法人を通じてのグローバル事業活動はますます活発になってきている。
中国国内で展開されている製造、販売の現地法人をロジスティクス面で見ると東北の大連地区、華東の上海地区、華南・香港地区に集中しており、これらの地域でグローバルなロジスティクスのオペレーションを目指した一層の効率化が課題となっていた。
昨年12月に設立した香港現地法人、さらには今後進出を計画している上海の現地法人も合わせて中国の重要拠点をカバーするネットワークの構築を図り、三菱電機グループ各社の物流業務の受託拡大を目指す。
中国・大連の新会社概要
社名：菱集国際貨運代理（大連）有限公司
所在地：中華人民共和国遼寧省大連経済技術開発区
代表者名：上原直務（董事総経理）
設立年月：2006年12月28日
事業開始：2007年2月1日
事業内容：国際物流事業、輸配送事業、保管事業、包装事業、流通加工業
資本金：500万人民元
出資比率：三菱電機ロジスティクス100％
売上規模：2007年度計画16百万人民元
従業員規模：約40名
