ホーグ・オートライナーズとA.P.モラー-マースクは、自動車運搬船(PCTC)分野で提携することで合意した。マースク側は子会社のマースク・シッピング・シンガポールが事業主体となる。
提携内容は、PCTC計67隻について、「ホーグ・オートライナーズ」の名を使用して国際市場で共同運航するというもので、オスロにあるホーグ社のオフィスが事業を担当する。
提携後も、技術管理および乗組員については、ホーグ、A.P.モラー両社がそれぞれ個別に責任を負うことにしている。
提携により、輸送キャパが増大したほか、トランジット時間の短縮化、運航頻度の増加が実現されることになった。
マースク・シッピング・シンガポールが所有する自動車運搬船については、同社が抱えるタイムチャーター契約が期限切れになってから、提携合意に沿った共同運航体制に移行することになっている。