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凸版印刷/食品・飲料の生産工程管理向けRFID提供

2007年02月15日/IT・機器

凸版印刷(株)は、食品・飲料生産工場の生産工程管理向けにICタグを活用した汎用システムを開発した。原材料管理、調合作業管理が効率化でき、従来に比べて低価格での導入が可能になるという。

(株)トッパンパッケージングサービス袖ヶ浦ビバレッジ工場で運用したノウハウをもとに、食品工場での導入・運用要件の洗い出しを行い、新たに汎用システムを開発したもの。汎用パッケージ化したことにより「ICタグを用いた原材料管理と調合作業管理のシステムを低価格で提供することが可能になった」としている。

2007年4月に販売を開始し、食品、飲料メーカー、食品生産委託請負企業などを対象に、2007年度で2億円の売り上げを目標としている。

凸版印刷では、2006年3月にカートカン充填工場のトッパンパッケージングサービス袖ヶ浦ビバレッジ工場の生産管理システムにICタグを導入。バーコードなどでの磨耗やはがれ落ちなどの不具合を解消し、リアルタイムでの原材料管理が可能になり、計量・調合作業が効率化された。同時に、手作業によって起こるヒューマンエラー防止にもつながっている。

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