国土交通省は3月1日、鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進するため、「JR貨物による輸送品質改善・更なる役割発揮懇談会」を設置すると発表した。
荷主業界、通運業界が参画し、3月5日に初会合を開く。荷主業界などの意見は、JR貨物が6月に策定する「輸送品質改善アクションプラン」に反映させる。
懇談会の名称は「原油高構造・若年労働者減少構造下の物流におけるJR貨物による輸送品質改善及び更なる役割発揮のための懇談会」とし、初会合では国交省が懇談会設置の趣旨、進め方を説明。続いてJR貨物が「輸送品質改善アクションプラン」の骨子を紹介し、意見交換に入る。
出席者は、国交省大口鉄道局次長を座長に、荷主業界団体代表10人程度のほか、通運業界代表、JR貨物など。
