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スターリングコマース/SCMソリューションを拡充「見える化」機能強化

2007年03月07日/未分類

米国 スターリングコマースは3月5日、2007年度の事業戦略を発表し、4月をめどに次世代型サプライチェーン・アプリケーションの「スターリング・サプライチェーン・アプリケーション」(SSCA)を投入することを明らかにした。

SSCAは2006年に買収したSCMアプリケーション「Yantra(ヤントラ)」の次期バージョン7.9で、今回のバージョンアップから名称をSSCAに変更した。

特に強化されたのはPCAと呼ばれるテンプレート機能で、これまでパートナー企業との間で培ってきた「ベストプラクティス」をテンプレート化して組み込み、導入から利用開始までのリードタイム短縮を図った。

追加されたPCAは完成品在庫管理、コールセンター・店舗オーダー管理、店舗在庫管理、入荷情報の可視化――の4機能で、「見える化機能を強化するもの」と説明している。

これに伴い、日本市場では顧客企業のニーズに合わせたパートナーシップを強化し、これまでのパートナー企業に加えて複数のコンサルティング会社、開発会社と新たにアライアンスを編成。SCM営業部を新設し、販売体制の強化を図る。

今回の発表にあわせて来日した同社のスコット・パルシファー製品担当上級副社長は、重点的に営業展開するマーケットとして「ヨーロッパ、アジアでアプリケーション分野に参入し、特に小売・流通業、製造業、電気通信業に重点を置いた事業展開を行う」と述べた。

また、パルシファー氏は「スターリングコマースは唯一、基幹業務、アプリケーション統合、メッセージング、ファイル転送などあらゆる分野でソリューションを提供できる体制が整った」とも語り、同社製品の優位を強調した。

日本市場での事業戦略としては、日本法人の小路恒久社長が「2007年はSCM分野に注力するとともに、VAN(付加価値ネットワーク)などのコラボレーション・ネットワークについて、近く日本でもサービスを開始する」と説明した。


スコット・パルシファー製品担当上級副社長

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